学会概要

設立趣旨

日本乾癬学会は乾癬の病因究明、治療法の開発および全国疫学調査を行い、乾癬に関する医療の向上を目指して結成された学術研究学会です。

沿革

1986(昭和61)年に、九州大学生体防御医学研究所 中溝慶生教授(現名誉教授)を会長として日本乾癬研究会として発足し、第1回研究会を大分県城島高原にて開催いたしました。1989(平成元)年、第4回研究会(会長 東海大学 大城戸宗男教授)以後の翌年1990(平成2)年より日本乾癬学会として故鹿児島大学 田代正昭教授を会長として鹿児島市において開催されました。以後年1回各地で開催され、2010(平成22)年は、山口大学 武藤正彦教授が会長のもと第25回日本乾癬学会学術大会が開催されるとともに、学会(研究会を含む)発足4半世紀が経過し、今後も乾癬の病因・病態研究と治療法の開発、ならびに乾癬患者の疫学調査とEBMに基づいた治療法の普及を目指していきます。

学会活動

1986年の第1回日本乾癬研究会以後、年1回学術大会が開催されております。学術大会では、乾癬ならびにその類縁疾患を中心に遺伝子や発症機序をはじめとする基礎研究、QOLや治療法等に関しての臨床研究、各症例報告など様々な発表やそれに対する討論が活発に行われています。さらに2010年1月には生物製剤(TNFα阻害薬)の乾癬に対する適応追加となり、乾癬治療を取り巻く環境が変化すると思われますが、一方で、使用上の問題点もあり、日本皮膚科学会と伴に、生物製剤の適正使用を普及させる必要があると思われます。また1992(平成4)年の第7回日本乾癬学会学術大会(会長 北海道大学 大河原章教授)以後、学術大会後に各地から出席された乾癬患者の勉強会も患者会主催で開催されています。